僕はがんばってがんばって体調を崩した。
何か困難なことがあるたびに、「この先に希望があるはずだ」と信じてがんばってきた。
「この山を越えれば」
「自分がもっと成長すれば」
明るい未来が切り開けるものだと信じていた。
けれどそれは幻想だった。
結果として、僕は戻れない病をかかえ、職とキャリアを失った。
そんな僕から、「転職を躊躇している人」に向ける。
転職は裏切りではない
転職はそもそも裏切りではない。「裏切り」と感じられてしまうのは、
- 新入社員のころからお世話になった
- 仲のいい同僚がいる
- みんなつらいのに、自分だけ逃げだすのは気が咎める
という感情だと思う。
特に御しがたいのが3つ目の「みんながつらいのだから、自分も我慢すべき」という思考。
これは「欲しがりません勝つまでは」と何も変わらない。
待遇や働き方が自分に合わないのであれば、上司や会社に要求すべきだ。その権利がある。
もちろん、「上司にたてついたらボーナスが」とか、「どうせ言っても聞いてくれないし」という感情もあるだろう。それならば、そんな会社で死んだような顔をして働くよりも、一刻も早く転職をしたらどうか。
今の仕事がつらい
「会社行きたくない」というのは、みんな同じだと思う。(といっても、そもそもそれがおかしいのだが)。
理由としては、仕事が過度な緊張があるとか、上司や取引先との人間関係が合わない、ということがあると思う。
果たして、今の仕事が自分にあっているか。
もっと自分にあった会社があるのか?
結局、それは動いてみるまで分からない。
転職サイトにある強み診断をしてみても、人間の特徴や人間関係など千差万別であるので、一概に向いている仕事などは言えない。ただ1つ言えるのは、よりよい環境を求めて動くことを誰が責められるのか、ということだ。
とてもよくわかる。
会社に行きたくない。仕事が嫌だ。その気持ちはとてもよくわかる。僕もそうだった。
月曜日の朝は身体が重いし、通勤中何度もヘドをはきそうになる。
ヨタヨタの身体に鞭打って、まるで戦争におもむく兵隊のように悲惨なおももちで、職場に向かう。
こんな会社なんか辞めてやる。
なんどそう思ったことか。
上司に怒鳴られるたび。
客に理不尽な要求をされるたび。
昼休憩中に、あなたはスマホで「転職」と検索する。
求人情報を上からながめて、ぼんやりと安堵感を覚える。
まだ俺、やれるかもしれない。
そしていざサイトに登録しようとすると、
お世話になった先輩
仲のいい同僚
気になっているあの子
が頭をよぎり、彼ら彼女らに対する裏切りのような気がして、一歩が踏み出せない。
転職は裏切りではない。
よりよい環境を求めること。
休みの多い。
給料の多い。
人間関係のよい。
理不尽の少ない。
そんな職場を求めると、あなたはまるで今の職場の人に対する裏切りのような、良心のかしゃくに襲われてしまう。
転職は裏切りではない。
大事なことだから、なんども繰り返す。
水が高いところから低いところに流れるように。
夏場に涼しい場所を探して、猫が歩き回るように。
自分に適した環境を探すのは、ごく自然なことなのだ。
それをしないのは人間だけだ。
トップレベルのスポーツ選手だって、所属するチームが変わるだけで劇的にプレイが変わる。きっとなんども目にしてると思う。
それでも気がとがめる?
なら、君の強みを分析しよう。
どうなりたいか。
よりも、
どういう方向に進むべきか。
をまず考えよう。
このサイトが、きっかけをくれる。
君が君らしくあるために。
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