ツイッター界隈でバズっていたので、この本を読んでみることにした。
テレビで林修先生も言及していた。
とりま、急ぎまでに。
1.どういう本
タイトルは
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
となっている。
この本では「錯覚資産」という造語で、周囲の人間関係を説明している。
たとえば
「実力もないのに上司からの評価が高いやつ」
などに言及している。
2.どんな人におすすめ
「がんばっているのに評価されない」と思っている人におすすめ。
本の中で主張されているのは、
「人生の出来事は思っている以上に運に左右されている」。
「がんばったからいつか評価されるはず」
「なんであいつが評価されるんだろう」
そんな風に思っている方は、一読の価値あり。
3.根拠は?
この本の面白いところは「新しく錯覚資産という言葉を考えました」だけじゃないということ。
- 作者自身の過去の実績(上場企業に携わった、公演多数など)を示すことで、読者に対して錯覚資産を実感させる
- ハロー効果をもとに、錯覚資産を論理的に説明する
ハロー効果というのは、「学歴の高い人は性格もいいはずだ」のように、どこか1つの長所があると、他の部分もすごく見える現象のこと。これは心理学的に証明されているし、人間は逆らえないということも、示されているらしい。
そんなわけで、「どこにでもある自己啓発書」ではない、というのがこの本の少し面白いところ。
4.身近な例
身近な例として、僕は転職を例にあげる。
会社に就職→真面目に仕事
をこなすと、少しずつ信頼≒錯覚資産が積み上げられる
しかし転職すると、信頼や実績がゼロになる。
「自分はこういう人間だ」
と証明するところから始めなければならない。
もちろん、よい環境は自分でつかむしかない。
僕は転職を何度か繰り返したけれど、「錯覚資産」の効用を、この本を読んで納得した。
まだこの本に書いてあるように「錯覚資産を利用」するところまではいけてないのだけれど…。
5.まとめ
・「努力で未来を切り開いていける」と信じている人に、読んでほしい
・作者が心理学的な説明をしているので、納得できる部分が多い
会社でより自分をポジティブな方向に導きたい人は、読んでみたらいかがでしょうか。
僕は大変楽しめました。
以上です。
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